検索対象
商品名
カートに追加されました
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
閉じる
[著] ジョナサン・サフラン・フォア [訳] 近藤隆文
発売日 2011年07月28日
在庫あり
定価 2,530円(本体2,300円)
送料 110円
歴史的な悲劇から、希望に溢れる神話が生まれた─全米ベストセラー、人気若手作家による9・11文学の金字塔、ついに邦訳。9歳の少年オスカーは、ある鍵にぴったり合う錠前を見つけるために、ママには内緒でニューヨークじゅうを探しまわっている。その謎の鍵は、あの日に死んだパパのものだった……。全米が笑い、感動して、心の奥深くから癒された、時代の悲劇と再生の物語。ヴィジュアル・ライティングの手法で編まれる新しい読書体験も話題に。
1977年、ワシントンDC生まれ。プリンストン大学在学中に作家のジョイス・キャロル・オーツに才能を認められ、2002年に『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』(ソニー・マガジンズ、2004年)でデビューした、現在アメリカでもっとも注目すべき若手作家。全米ベストセラーとなった同作品は、ガーディアン新人賞、全米ユダヤ図書賞、ニューヨーク公共図書館若獅子賞など数々の栄誉に輝き、世界30カ国で翻訳されている。長篇二作目の本作もサルマン・ラシュディ、シンシア・オジックらの同業者や、ニューヨーク・タイムズ紙、ブックリスト誌、Salon.comなど各方面で絶賛され、2009年には食をテーマとしたノンフィクション、『イーティング・アニマル』(東洋書林、2011年)で、米国の食肉・水産業界に一石を投じるなど、つぎつぎと話題作を送り出している。小説家の妻ニコール・クラウス、ふたりの子どもとともにブルックリンに暮らす。
翻訳家。1963年静岡県生まれ。一橋大学社会学部卒。訳書に、フォア『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』、マクダネル『トゥエルヴ』(以上、ソニー・マガジンズ)、アデア『エジソン』(大月書店)、クラウチ『ポスト・デモクラシー』(青灯社)、ボール『バルサとレアル』、カスパロフ『決定力を鍛える』、マクドゥーガル『BORN TO RUN 走るために生まれた』(以上、NHK出版)など多数。