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平 清盛 四
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栄華の果て、清盛の夢
清盛は、日宋貿易を中心とした新たな国づくりを進めていた。1176(安元2)年にライバル・後白河法皇との橋渡し役であった建春門院が亡くなると、清盛は反平家勢力を一掃し、都を福原(神戸)に移す。権勢をほしいままにする清盛の専制は貴族・武士双方の反発を招き、東国では、政子との婚姻を通じて北条氏の後ろ盾を得た源氏の御曹司・頼朝が立ち上がろうとしていた。