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バルテュス 猫とアトリエ
一見スキャンダラスな、しかし静謐で緊張感に満ちた絵画を残したバルテュス。ピカソは彼を「20世紀最後の巨匠」と称している。作品の産屋となったアトリエと、画家の化身である「猫」が描かれた作品を手がかりに、その創作の源を探る。2014年4月開催の大回顧展『バルテュス展』を深く楽しめる一冊。猫の油彩18点をはじめ、作品を多数収載。
没後初の大回顧展『バルテュス展』で、バルテュスのアトリエを初めて再現。そこに出展されるバルテュスの美学を伝える画材や愛用品を、節子夫人の語りとともに本書で紹介。