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NHK ニッポン戦後サブカルチャー史 深掘り進化論
「深掘り」とは、溺れる力、あるテーマにどっぷり浸かることができる力を意味する。それは愛の力と言ってもいい。愛を突きつめることが可能になったとき、彼方に新しい地平が浮き上がることを読者は実感できるだろう。新しい表現に含まれる「毒」をいかに読み解くのか。耽溺する「技」で「毒」の魅力を語る、画期的サブカルチャー論第2弾! NHK Eテレ「ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅱ DIG 深掘り進化論」、待望の出版化。
今回のテーマは、女子高生、SF、深夜テレビ、リズム歌謡、ヘタうま、ストリート・カルチャー。メイン講師・宮沢章夫に加え、各界の第一人者が参加! 圧倒的な専門知識を背景にした分析で、膨大な「固有名詞」を線によってつなげていく。
まずは序章において、宮沢章夫が、ひとまず「サブカルチャーとは何か」、定義する。そして続く講師陣は、ときに共振しながら、ときに宮沢の定義からはみ出しながら、独自のサブカルチャー論を展開していく。複眼的な視点から、サブカルチャーの歴史が、そして知られざる戦後文化史が明らかになる。
◇実用性を高めるために、各章にそれぞれ、関連年表(4~6ページ)、推薦作品ガイド(書籍、映画、音楽、演劇/8~16作品)、そして注釈を付しました。
◇巻頭のカラー口絵ページ(観音開き)には、各章の議論をもとにして作製した、「ニッポン戦後サブカルチャー史関連相関図」も!