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限界費用ゼロ社会

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限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭

[著] ジェレミー・リフキン [訳] 柴田裕之

発売日 2015年10月29日

単行本

在庫あり

定価 2,640円(本体2,400円)

送料 110円

商品紹介

資本主義からシェアリング・エコノミーへ デジタル革命の真のインパクトを読み解く 第三次産業革命のブレーンが描く、衝撃の未来図!

いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。
その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の〈インテリジェント・インフラ〉を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。
代わりに台頭してくるのが、共有型(シェアリング・)経済(エコノミー)だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。
21世紀の経済と社会の潮流がわかる、大注目の書!日本版向け書き下ろし「特別章」付き!

目次

 第1章 市場資本主義から協働型コモンズへの一大パラダイムシフト

--第I部 資本主義の語られざる歴史------
 第2章 ヨーロッパにおける囲い込みと市場経済の誕生
 第3章 資本主義と垂直統合の蜜月
 第4章 資本主義のレンズを通して眺めた人間の本性

--第Ⅱ部 限界費用がほぼゼロの社会------
 第5章 極限生産性とモノのインターネットと無料のエネルギー
 第6章 3Dプリンティング――大量生産から大衆による生産へ
 第7章 MOOCと限界費用ゼロ教育
 第8章 最後の労働者
 第9章 生産消費者(プロシューマー)の台頭とスマート経済の構築

--第Ⅲ部 協働型コモンズの台頭------
 第10章 コモンズの喜劇
 第11章 協働主義者は闘いに備える
 第12章 インテリジェント・インフラの規定と支配をめぐる争い

--第Ⅳ部 社会関係資本と共有型経済------
 第13章 所有からアクセスへの転換
 第14章 社会関係資本のクラウドファンディング、民主化する通貨、人間味ある起業家精神、労働の再考

--第Ⅴ部 潤沢さの経済------
 第15章 持続可能な「豊穣の角(つの)」
 第16章 生物圏のライフスタイル

 特別章 岐路に立つ日本(ドイツと日本の比較/日本の進むべき道)

商品情報

発売日
2015年10月29日
価格
定価:2,640円(本体2,400円)
判型
四六判
ページ数
536ページ
商品コード
0081687
Cコード
C0098(外国文学その他)
ISBN
978-4-14-081687-5