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テロメア・エフェクト
「テロメア」とは染色体の先端部分を指し、寿命を司り、加齢とともに短くなることがわかっている。しかし最新の科学によれば、生活習慣しだいでテロメアを伸ばし、健康寿命を延ばすことができるという! テロメアでノーベル医学生理学賞を受賞した著者自らがその仕組みを解説するとともに、健康長寿に効く運動、食事、睡眠、ストレス対処法を伝授。テロメアの自己診断テストや今日からできる実践プログラム付き。世界20か国で続々刊行の大注目書!
著者らが発見したのは、テロメアが遺伝子の指示をただ実行するわけではないことだ。テロメアはあなたが発した指示を吸収する。あなたがストレスを感じているか、リラックスしているか、悲しんでいるか、幸せかにテロメアは反応し、それが脳の状態や気分、老化の速度などに影響をおよぼす。つまり老化のあり方は、いちばんおおもとの細胞レベルから変えることができるのだ。本書はここ10年に刊行された生物学の本の中で、もっとも興奮させられた1冊だ。
―――エリック・カンデル(ノーベル医学生理学賞受賞、『記憶のしくみ』著者)
健康については、社会的要因や心理面を強調する人もいれば、食事や運動によるアプローチを重視する人もいる。だが、これらの要因は健康や長寿にどのように結びつき、生物学的にはどう一貫した説明ができるのだろうか? 著者たちが本書で鮮やかに示したように、テロメアの長さこそがその統一的なしくみを教えてくれる。
―――マイケル・マーモット(世界医師会会長)
ブラックバーンとエペルの“ドリームチーム”が、大量の複雑な科学データを非常に読みやすく、すべての人に役立つ“ハウツー・マニュアル”に落とし込んでくれた。本書は健康を改善したい私たち全員への素晴らしい贈り物だ。
―――リタ・エフロス(カリフォルニア大学ロサンゼルス校デヴィッド・ゲフィン医科大学院教授)