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日本人はなぜ謝りつづけるのか
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生活人新書 264
[著] 中尾知代
発売日 2008年08月09日
品切れ
定価 814円(本体740円)
送料 110円
第二次世界大戦の敗戦が日本に課した大きな宿題の一つが、凄惨な暴力の記憶に怯える英国軍元捕虜への謝罪問題だ。謝ってもらっていないと感じる英国と、謝ったと思っている日本。両国の認識のズレを明らかにし、日英和解という美名のもとで無視される元捕虜たちの思いに向き合い、中国や韓国もふくめた、真の戦後和解への道を探る。
1960年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。現在、岡山大学大学院准教授。専門はメディア表象論、社会文化学、オーラル・ヒストリー。エセックス大学博士課程在籍、元オックスフォード大学客員研究員、国際オーラル・ヒストリー学会広域アジア地域評議員。著書『歴史の壁を越えて―和解と共生の平和学』(共著、法律文化社)、『捕虜のトラウマ記憶のオーラル・ヒストリー』(仮題、みすず書房より近刊)