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無気力なのにはワケがある

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NHK出版新書 416

無気力なのにはワケがある 心理学が導く克服のヒント

[著] 大芦治

発売日 2013年09月10日

新書

品切れ

定価 814円(本体740円)

送料 110円

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商品紹介

生まれつき無気力の人なんていない! 驚くべき無気力の科学

やる気が出ない、気力が湧かない、やってもやらなくても同じに思える……。私たちが“無気力”に襲われるのは、生まれつきの性格のためではなく、それだけのワケがあるからだ。実験心理学の見地から、無気力状態に陥ってしまう心理メカニズム、知られざる健康被害の可能性を明らかにし、身を守る実践的ヒントを提示する。“心の時代”を生き抜くために必読の一冊。

 やる気がみなぎっているときって、自分でもその理由がわかるものです。たとえば、締め切り前の追い込みをかける時期や、自分の頑張り次第でチームの成果が決まるような場面。周りからとやかく言われなくても、自然とやる気が湧いてきそうです。
 しかし、その逆はどうでしょう。やる気が出ないとき、その理由を他人にうまく説明できるでしょうか。なにか決定的な要因があったわけでもない、やらなきゃいけないこともわかっている、でも“なんとなく”やる気が出ない……。大半がそんな感じだと思います。
 本書は、いまひとつやる気が出ない状態を“無気力”と位置づけ、実験心理学の見地からその正体に迫る一冊です。なぜ人は無気力になるのか? 陥りやすさに個人差はあるのか? そして、予防の手立ては? これらの疑問に答えるべく、ユニークな実験の数々を紹介していきます。そこから科学的に導き出される結論は、必ずや日常生活を過ごす上でのヒントになるはずです。
 そのほかにも本書では、無気力に陥るような環境に置かれると、思わぬ健康被害を招く可能性があることを報告しています。うつ病などの精神疾患については、容易に想像がつくでしょう。しかし、胃潰瘍やガンのリスク増にも繋がっていると聞かされて、驚かない人はいないはず。無気力をあなどることなかれ、です。
 心理学において“学習性無力感”と呼ばれる理論を、これほど門外漢にもわかりやすく説いた本はそうそうありません。安易にモティベーションを語る巷間の書に満足できない方に、ぜひご一読をオススメしたい一冊です。
(NHK出版 粕谷昭大)

目次

第一章 無気力は学習される
第二章 無気力なのにはワケがある
第三章 無気力が健康を害する
第四章 無気力がうつ病を招く
第五章 うつ病の心理学
第六章 目標とやる気の不思議な関係
第七章 無気力にならないために
終  章 スポーツ・インテリジェンスに終わりはない

商品情報

発売日
2013年09月10日
価格
定価:814円(本体740円)
判型
新書判
ページ数
216ページ
商品コード
0088416
Cコード
C0211(心理(学))
ISBN
978-4-14-088416-4