マイコンテンツや、お客様情報・注文履歴を確認できます。
閉じる
0
0
カートを見る

カートに追加されました

お支払いに進む

キャラクター・パワー

閉じる

NHK出版新書 426

キャラクター・パワー ゆるキャラから国家ブランディングまで

[著] 青木貞茂

発売日 2014年02月08日

新書

品切れ

定価 858円(本体780円)

送料 110円

売り切れました
同じシリーズの商品を見る

商品紹介

「ゆるキャラ」はなぜ生まれたのか? キャラクター文化の深層に迫る!

なぜ日本人は「ゆるさ」に惹かれるのか?LINEの「スタンプ」が人気を集めるのはなぜか?――キャラクター文化は、いまやアニメや漫画にとどまらず、日本社会全体に浸透している。その秘密はどこにあるのか?自身も「キャラクター依存」を告白する著者が、空前のブームから日本文化の深層に分け入り、キャラクターが持つ本質的な力を浮き彫りにする。

 日本ほどキャラクターにあふれた社会はほかにありません。どんなに興味がない人でも、キャラクターを目にしない日はないと思われます。街中の広告では有名人以上にキャラクターが活用され、テレビでは「くまモン」や「ふなっしー」が特集され、スマホでは絵文字を使ったコミュニケーションが人気を集めています。
 ここで、単純かつ本質的な疑問が浮かんできます。なぜキャラクターは、こうも私たちを惹きつけるのでしょうか?
 本書は、この問いに答えるべく、日本文化の深層に分け入って分析を試みるものです。たとえば、日本生まれのキャラクターは、欧米生まれのキャラクターと比べて表情に乏しいという指摘があります(「ハローキティ」と「ミッキーマウス」の違いはまさに典型的ですね)。人間的なキャラクターをつくるのではなく、人間に隣接したキャラクターをつくるというのが日本の文化。著者は、精神科医の斎藤環氏の議論を引きながら、そこに「ゆるさ」や「癒し」という価値が立ち上がってくると分析します。
 上記はほんの一例にすぎません。キャラクター文化というフィルターを通すことで、意外にも日本社会の本質的な部分が浮上してくるのです。サブカルチャー、地方自治体のPR、企業広告、国家ブランド戦略……自身も「キャラクター依存」だったという著者が、あらゆる分野のキャラクターを題材にとって、その本質的な力を浮き彫りにする一冊。ぜひお手にとってご覧ください。
(NHK出版 粕谷昭大)

目次

第一章 キャラクターに依存する日本人
第二章 キャラクターが持つ力
第三章 「ゆるキャラ」の先祖たち
第四章 武器としてのキャラクター思考
第五章 ブランドの価値とは何か?
第六章 企業のブランドをキャラクター化する
第七章 国家ブランドをキャラクター化する

商品情報

発売日
2014年02月08日
価格
定価:858円(本体780円)
判型
新書判
ページ数
240ページ
商品コード
0088426
Cコード
C0236(社会)
ISBN
978-4-14-088426-3