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VRビジネスの衝撃
「オキュラス」「プレステVR」などゴーグル型端末の発売が相次ぐ2016年は「VR元年」と呼ばれる。なぜ人々はVRに熱狂するのか? これから登場するVRビジネスとは? 最前線で取材を続ける気鋭のジャーナリストによる渾身のレポート!
この本には、VRビジネスがいかに巨大な市場になるか、その知られざる秘密が明らかにされています。バーチャルリアリティ(VR)は、実は10年後に約12兆円(最大)もの巨大なビジネスを生む可能性を持つと予測されています。これはテレビやパソコンの売上規模とだいたい同じぐらいです。
頭にゴーグル型の小型機器(ヘッドマウントディスプレイ)をかぶり、VRの世界に入りこむ。VRの世界に驚愕する人、悲鳴をあげる人。最近、テレビや雑誌などでもよく目にするようになりました。これには理由があります。2016年は「VR元年」とも呼ばれ、オキュラスリフト、プレイステーションVR、HTCバイブなど主要なヘッドマウントディスプレイが一斉に発売されるからです。
VRで様変わりするビジネス分野は多岐にわたり、ゲームはもちろん、映画・テレビなどメディア産業、遠隔手術などの医療領域、製造業の商品開発プロセス、サービス業など、あらゆる業種がヘッドマウントディスプレイを起点にビジネスモデルを変えようとしています。
本書では、VRの動向を追い続けるジャーナリストである著者が、「なぜVRが流行っているのか?」を米国での最新事例を交えながら、VRをまったく知らない人にもわかりやすく解説します。ヘッドマウントディスプレイやVRのビジネスが今後どうなるだろうと、気になり始めたビジネスパーソンに、入門書となる最初の一冊としておすすめします。(NHK出版 久保田大海)