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宗教を物語でほどく
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NHK出版新書 493
[著] 島薗進
発売日 2016年08月10日
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定価 946円(本体860円)
送料 110円
神仏が素朴に信じられた時代から、それが相対化された現代に至るまで、なぜ人は宗教に心打たれ、支えられてきたのか? 今、この問いを解く鍵は、個々の教義や歴史ではなく、近現代に作られた物語の中にある。宮沢賢治、トルストイなどの宗教作家から、カズオ・イシグロ、西加奈子など現代作家の物語まで。「死」「弱さ」「悪」「苦難」という四つのキーワードを通して、宗教学の泰斗が宗教とは何かをやさしく解きほぐす。
1948年、東京都生まれ。宗教学者。東京大学名誉教授、上智大学大学院実践宗教学科教授、同グリーフケア研究所所長。著書に『宗教学の名著30』(ちくま新書)、『国家神道と日本人』(岩波新書)、『日本人の死生観を読む』(朝日選書)、『いのちを“つくって”もいいですか?』(NHK出版)、『愛国と信仰の構造』(共著、集英社新書)など。