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おとなの教養 2

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NHK出版新書 581

おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?

[著] 池上 彰

発売日 2019年04月10日

新書

在庫あり

定価 935円(本体850円)

送料 110円

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おとなの教養

商品紹介

教養とは、「立ち止まって考える力」です。

AIとビッグデータ、キャッシュレス社会、民族紛争に地政学、ポピュリズムから日本国憲法まで──。いま知っておきたい6つのテーマについて、歴史や経済、政治学の教養をベースに、わかりやすい解説で問題のみなもとにまで迫る。新聞やテレビの報道がより深く理解できるようになる、『おとなの教養』第2弾!

―本文より

教養を学ぶことには、二つの側面があります。
ひとつは、時代が動いても古びない、普遍的な考え方を身につけること。
もうひとつは、ニュースの洪水を前にいったん立ち止まり、
歴史や政治学、宗教や経済学などの知識を駆使して、
日々のニュースや出来事を捉え直す力を養うことです。
「私たちはいま、どこにいるのか?」をたえず意識する力
と言ってもいいでしょう。
パート2の本書では、この力を身につけることを目指します。

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目次

序 章 私たちはいま、どこにいるのか?

    教養には二つの側面がある
    フローからストックへ
    アウトプットを意識する
    ルーブル美術館のルーツを知っていますか?
    ガヴリロ・プリンツィプと安重根
    「いま、どこにいるのか?」を知るための六項目

第一章 AIとビッグデータ
    ──人間には何が残されているのか?

    AIを描いた想像力
    現代版ラッダイト運動
    シンギュラリティは訪れるのか
    「東ロボくん」の偏差値
    AIはなぜ意味を理解できないのか
    若者の読解力が危ない
    ビッグデータの落とし穴①──企業の採用活動
    ビッグデータの落とし穴②──犯罪予防
    アメリカの学力低下の真相
    「ゆとり教育批判」のあやまち
    なぜアメリカの学費は急騰したのか
    ランキングの盲点
    ビッグデータを用いた選挙活動
    『1984年』が現実化する中国
    AI時代に求められる教養とは?

第二章 キャッシュレス社会と仮想通貨?
    ──お金はどう変わろうとしているのか?

    お金とは何か
    駆け足で学ぶお金の歴史①──貨幣の誕生まで
    駆け足で学ぶお金の歴史②──兌換紙幣から不換紙幣へ
    キャッシュレス化する世界
    リープフロッグ現象
    キャッシュレス化をめぐる財務省と経済産業省の暗闘
    法定通貨と仮想通貨はどこが違うのか
    仮想通貨のメリット
    お金の三機能
    ブロックチェーンの仕組み
    マイニングがお金を生む
    仮想通貨の弱点
    キプロス危機とビットコイン
    活発化するICO
    仮想通貨はどこへ向かうのか

第三章 想像の共同体?
    ──なぜ民族紛争が起こるのか?

    民族と人種、部族との違い
    言葉と物語
    ユダヤ人になるための試験
    「イスラエルはユダヤ人の国である」
    民族はどのようにして生まれるのか──ツチ族とフツ族
    宗教を利用した分割統治──シーク教徒
    「中東」とは何を意味するのか
    イギリスの三枚舌外交
    クルド人問題、混迷の背景
    「パレスチナ人」はいかに生まれたのか
    トランプ大統領の暴挙
    民族意識でまとまれなかったレバノン
    パンドラの箱を開いたブッシュ政権
    どうすれば民族紛争は解決できるのか

第四章 地政学
    ──地図から見える大国のホンネとは?

    世界を逆さまに見てみる
    シーパワーvs.ランドパワー
    ツキジデスの罠
    中国の一帯一路構想
    借金のカタにインフラを奪う
    中国の地図に北方領土はどう表記されているか
    四島返還から二島返還へ
    ランドパワーは「緩衝地帯」を求める
    ウクライナ危機とクリミア併合
    米朝首脳会談の背景
    国境線を見ればわかること
    サウジアラビアとイランの対立
    なぜカショギ記者は殺されたのか
    トランプ大統領が真相究明に消極的な理由
    地政学は教養です

第五章 ポピュリズム
    ──ブレグジットとトランプ現象をどう読むか?

    ポピュリズムを考える二つのポイント
    「国境の壁」宣言のゆくえ
    ポピュリズムとファシズム
    EUの出発点
    『最後の授業』の真相
    欧州統合への道のり
    ポーランド移民、大挙してイギリスに向かう
    ポピュリズムが拍車をかけた
    出口のない北アイルランド問題
    メイ首相の収拾案
    金融空洞化が始まった
    アメリカ大統領選挙の仕組みを知っていますか?
    ラストベルト・エレジー
    鉄鋼業を守ると、自動車産業が苦境に陥る
    ブレグジットとトランプ現象の共通点
    国民投票の危うさ
    ソーシャルメディアとポピュリズム

第六章 日本国憲法──何がいま、焦点になっているのか??

    なぜ九六条なのか
    解釈改憲と自衛隊加憲論
    憲法問題調査委員会の明治憲法改正案
    毎日新聞スクープとマッカーサー三原則
    日本国憲法完成までの複雑なプロセス
    第一の焦点──「押しつけ憲法」か否か
    そもそも憲法とは何か──立憲主義
    議員一名がバッキンガム宮殿で人質に?
    背景にはジョン・ロックの思想が
    大日本帝国憲法の立憲主義
    立憲主義の精神に反する自民党改正案
    なぜ三大義務が定められているのか
    第二の焦点──自衛隊は憲法違反なのか
    「警察予備隊」誕生の背景
    「戦力」の定義
    海外での自衛隊は「軍隊」?
    「文民統制の逆転」という批判

    文献案内
    
    おわりに

商品情報

発売日
2019年04月10日
価格
定価:935円(本体850円)
判型
新書判
ページ数
240ページ
商品コード
0088581
Cコード
C0200(総記)
ISBN
978-4-14-088581-9