検索対象
商品名
カートに追加されました
腐敗と格差の中国史
閉じる
NHK出版新書 583
[著] 岡本 隆司
発売日 2019年04月10日
在庫あり
定価 935円(本体850円)
送料 110円
なぜ中国では党幹部や政府役人の汚職がやまないのか? なぜ共産主義国にもかかわらず、貧富の差が拡大するのか? 超大国を蝕み続ける「病理」の淵源に、実力派歴史家が迫る。エリート/非エリートの金・コネ・権力をめぐる相剋の二千年を一望し、独裁の度合いを強める中国共産党、および現代中国の実相を大胆かつ明快に読み解いた一冊。
1965年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、京都府立大学文学部教授。博士(文学)。専攻、近代アジア史。主な著書に、『近代中国史』(ちくま新書)、『近代中国と海関』『属国と自主のあいだ』(いずれも名古屋大学出版会、前者で大平正芳記念賞、後者でサントリー学芸賞を受賞)、『中国の誕生』(名古屋大学出版会、アジア・太平洋特別賞・樫山純三賞受賞)、『李鴻章』(岩波新書)、『中国の論理』(中公新書)がある。