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55歳からの時間管理術

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NHK出版新書 585

55歳からの時間管理術 「折り返し後」の生き方のコツ

[著] 齋藤 孝

発売日 2019年05月10日

新書

在庫あり

定価 880円(本体800円)

送料 110円

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商品紹介

人生の時間割を、そろそろ自分で決めていい

いよいよ「人生後半戦」に突入する50代半ば。仕事ファーストの生活もそろそろ卒業が近づき、気がつくと〝暇〟な時間が増えてきた。ついに手に入れた自由な時間を、どのように活用すればよいか? 社会に貢献する。趣味に没頭する。社交に励む……。「今やりたいこと」だけで予定表を埋め尽くし、これからの人生を充実させる指南の書。

50歳では早すぎる!
60歳では遅すぎる!
人生の時間割は自分で決める。

「生きてきてよかった!」そう思える時間をたくさんつくる。
・好きなことだけ詰め込む“齋藤流”1週間
・「天命」とは? 孔子の人生時間に身を委ねる
・55歳からの仕事のお金よりも大切な意義
・テーマは「真善美」。教養が人生を濃くする
・旧友より親友より「新友」を持つ
・55歳からの生活の中心は「雑談」である
・お酒を飲む必要がないことに気づく

目次

    はじめに

第1章 人生の中に55歳を位置づける
    自分の寿命を自分で決めて生きる
    死という運命は我々を不意打ちするものである
    55歳を『論語』に当てはめてみると
    天を考えて生きれば人目は気にならない
    人から評価されず天から評価される 
    55歳は「ゲームセット」の時
    頑迷な老人になってはならない
    速音読で知的体力を鍛え直す
    55歳になったら人目は気にしなくていい
    デカルトの良識力
    「偏愛マップ」でやりたいことを見つける
    55歳にエネルギーは残っているか
    エネルギーをうまく循環させる
    向上心と幸福感
    広い世界を知る

第2章 55歳の時間割は、自分で自由に決めていい
    お楽しみは最初か最後か
    自分で自分のスケジュールを立てる面白さ
    1週間ごとの振り返りが大事
    昨日のことがものすごく過去に感じる
    1年をともに歩むノートを作る
    あえて自分に負荷をかける
    目標を目指す過程の充実感
    締切を決めてスケジュールを立てる
    満足感は苦労が大事
    生き方のスタイルは自分で選び取るもの
    年齢に応じて自分のスタイルを磨き上げる
    スポーツ選手の生き方に学ぶ
    スタイルがある人はトータルコーディネートができている
    55歳は自信を持った「いい大人」

第3章 55歳からの時間管理術① 仕事は社会貢献と考える
    レギュラーから外れたスポーツ選手のように
    所属感が精神を安定させる
    社会に貢献しているという充実感
    「まあまあの人生」で満足する
    日本で暮らしていることの幸運
    堺屋太一さんが遺したメッセージ
    仕事ができるだけでありがたい
    どんな仕事も「上機嫌」でこなす
    納税こそ第一の社会貢献
    平等のために税金を使ってもらう
    シャドウ・ワークも社会貢献
    親の介護をどう考えるか
    いつまで働くかは自分で決める

第4章 55歳からの時間管理術② 好きなだけ趣味と教養に没頭する
    見るべきものはすべて見る
    55歳からの目標は「真善美」
    美に触れるには「予習」と「復習」が大事
    ライブを楽しむにも「予習力」
    水木しげるさんの幸せになるための知恵
    「ワールド」に沈潜する
    一流のものは自分にスイッチを入れてくれる
    読んでから観るか、観てから読むか
    ザ・ピーナッツに涙する
    ワールドの作者に感謝する
    習いごとは、恥じらい禁止
    涙のロッカールームはなぜ感動するか
    人は向上している時に若くいられる
    100歳まで学んでも、まだ学び足りない
    運命から世界が広がる

第5章 55歳からの時間管理術③ 雑談力を磨いて社交を楽しむ
    『学問のすゝめ』は「社交のすすめ」
    友人は3人いれば寂しくない
    誘われたら断らない
    旧友は楽しいもの
    酒とのつき合い方を
    45歳で見直す
    社交にお酒は必要ない時代
    55歳以上の生活の中心は雑談
    お金をかけても磨きたい雑談力
    男性と女性の雑談力格差
    おじさんの話はなぜか長い
    ジョークは社会的成熟度のバロメーター
    ジョークには礼儀として笑え
    雑談は30秒
    テニスとサウナと麻雀と
    ギャラなしでも出たいラジオの魅力
    ラジオを聴くと心が潤う
    映画もスポーツもレビューで復習
    レビューサイトは社交サロン

第6章 この人の老い方を見よ!──人生の先達の老年期に学ぶ
    夏目漱石──若者を励まし世に送った人生の教師
    孔子──自分を欲してくれるならどこへでも行く
    老子・荘子──世俗から離れ無為自然に生きる
    孫子──生き抜くには戦略的思考が必要
    ブッダ──生にも死にも執着しない最高の模範
    良寛・一休──最期まで自分に正直に生きる
    松尾芭蕉──全国各地の弟子たちを訪ね歩く

商品情報

発売日
2019年05月10日
価格
定価:880円(本体800円)
判型
新書判
ページ数
208ページ
商品コード
0088585
Cコード
C0295(日本文学評論 随筆 その他)
ISBN
978-4-14-088585-7