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京都を壊した天皇、護った武士
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NHK出版新書 625
[著] 桃崎 有一郎
発売日 2020年06月10日
在庫あり
定価 935円(本体850円)
送料 110円
京都・武士・天皇と聞くと、「武士が、天皇と京都を脅かしてきた」歴史が想像されるかもしれない。しかし、事実はまったく逆だ。京都を危険に晒してきたのは、後鳥羽・後醍醐ら一部の天皇であり、その復興は源頼朝から信長・家康に至る武士がつねに担ってきた。いったいなぜ、武士は京都を護り、維持してきたのか!? 天皇と京都をめぐる一二〇〇年の「神話」を解体し、古都の本質へと迫る意欲作!
1978年、東京都生まれ。2001年、慶應義塾大学文学部卒業。2007年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。現在、高千穂大学商学部教授。専門は、古代・中世の礼制と法制・政治の関係史。著書に『「京都」の誕生』(文春新書)『室町の覇者 足利義満』、『武士の起源を解きあかす』(ともにちくま新書)、『平安京はいらなかった』(吉川弘文館)など。