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「ネット世論」の社会学
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NHK出版新書 725
[著] 谷原 つかさ
発売日 2024年08月09日
在庫あり
定価 1,023円(本体930円)
送料 110円
ネット上で多数派に見える意見や大きな広がりを見せた運動は、必ずしも実際の世論と相関しない。もはや「常識」にも思えるこの乖離は、なぜ、どのように生まれるのか? 思い込みや偏見・党派性を排した定量的なデータ分析のみに基づき、ネット世論の実態や生成プロセスを解剖する。国政選挙や地方首長選挙から旧ジャニーズ事務所性加害問題まで、ネット上に形成された「民意」の正体に迫り、社会変革の可能性までを論じる快著
立命館大学産業社会学部准教授。1986年生まれ。専門は計量社会学、メディア史、情報社会論。東京大学経済学部卒業。中央官庁勤務を経て、立命館大学大学院社会学研究科博士前期課程、慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程に進む。博士(社会学)。著書に『〈サラリーマン〉のメディア史』(慶應義塾大学出版会)、『消費と労働の文化社会学』(共著、ナカニシヤ出版)など。