廣野由美子  著

１９５８年生まれ。１９８２年、京都大学文学部文学科（独文学専攻）卒業。１９９１年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程（英文学専攻）単位取得退学。学術博士。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門分野は、英文学、イギリス小説。文部科学省科学官。１９９６年、第４回福原賞受賞。 著書に、『謎解き「嵐が丘」』（松籟社）、『批評理論入門――「フランケンシュタイン」解剖講義』（中公新書）、『ミステリーの人間学――英国古典探偵小説を読む』（岩波新書）、『一人称小説とは何か――異界の「私」の物語』・『視線は人を殺すか――小説論11講』（ミネルヴァ書房）、『十九世紀イギリス小説の技法』（英宝社）、『１００分de名著 フランケンシュタイン』・『１００分de名著 高慢と偏見』（ＮＨＫテレビテキスト）など、翻訳書に『ジョージ・エリオット』（彩流社）などがある。