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維新史再考
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NHKブックス No.1248
[著] 三谷 博
発売日 2017年12月27日
在庫あり
定価 1,870円(本体1,700円)
送料 110円
幕末、雄藩が目指したのは武力討幕ではなく、幕藩体制を強化するための「公平な議論」だった。その願いが王政復古と中央集権国家樹立、身分制度の解体につながってゆく道筋を、「課題解決と権力闘争の循環」という一貫した視点で描く。幕末維新研究の集大成として第一人者が世に問う、全く新しい明治維新史。
1950年、広島県福山市生まれ。跡見学園女子大学教授、東京大学名誉教授。専門は19世紀の日本・東アジア史。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程修了。東京大学博士(文学)。学習院女子短期大学助教授、東京大学教授などを経て現職。著書は『明治維新とナショナリズム──幕末の外交と政治変動』(山川出版社、サントリー学芸賞)、『ペリー来航』(吉川弘文館)、『明治維新を考える』(有志舎/岩波書店)、『NHKさかのぼり日本史 5 幕末 危機が生んだ挙国一致』(NHK出版)、『愛国・革命・民主──日本史から世界を考える』(筑摩書房)、『東アジアの公論形成』(編著)『大人のための近現代史──19世紀編』(共編著、いずれも東京大学出版会)など。