東京大学教授。1968年、東京生れ。東京大学東洋文化研究所教授。都立青山高校卒業、東京大学教養学部卒業、ハーバード大学ケネディ行政学大学院修士課程修了、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。同大学院新領域創成科学研究科を経て現職。2014年、「『資源』の認識と分配に着目した国際協力研究」に対して日本学士院学術奨励賞および日本学術振興会賞を受賞。2017年から20年までプリンストン大学国際公共政策大学院で客員教授。国際開発学会会長。著書に『野蛮から生存の開発論――越境する援助のデザイン』(ミネルヴァ書房。国際開発研究大来賞)、『教えてみた「米国トップ校」』(角川新書)、『反転する環境国家――「持続可能性」の罠をこえて』(名古屋大学出版会)、『開発協力のつくられ方――自立と依存の生態史』(東京大学出版会)など。監訳書にJ.スコット『ゾミア――脱国家の世界史』(みすず書房)、共訳書にアマルティア・セン『不平等の再検討』(岩波書店)など。