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そういえば――、あの本のこと、何にも知らずに生きてきた
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■テキスト 月刊(25日頃発売)
□『アンネの日記』 2014年8月 [語り手]小川洋子
生きる希望を失わない
アムステルダムでユダヤ人狩りを逃れ、隠れ家で暮らした日々を綴った『アンネの日記』。歴史的な記録として高い価値を有するのみならず、母親への反抗心や性の芽生え、人間関係の機微などが克明に描写され、優れた文学作品として読み得る。作家ならではの視点で不朽の日記文学をひも解く。
目次
【はじめに】 文学作品として日記を読む
第1回 潜伏生活の始まり
第2回 思春期の揺れる心
第3回 性の芽生えと初恋
第4回 希望を抱きながら
□小川洋子(おがわ・ようこ)
1962年、岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。88年、「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を、91年、「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞。2004年、『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞受賞。06年、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。現在、芥川賞、太宰治賞、読売文学賞の選考委員を務める。その他の小説に、『ブラフマンの埋葬』(泉鏡花文学賞受賞)、『海』、『猫を抱いて象と泳ぐ』、『人質の朗読会』、『ことり』(芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、エッセイに『アンネ・フランクの記憶』などがある。
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