検索対象
商品名
カートに追加されました
陳寿『三国志』 2017年5月
閉じる
100分de名著
[講師] 渡邉 義浩
発売日 2017年04月24日
発行:月刊
品切れ
定価 576円(本体524円)
送料 110円
3世紀の中国では、魏・蜀・呉が天下を三分して覇を競った。小説『三国志演義』には英雄や豪傑が鎬を削る様子が描かれるが、実際は「名士」と呼ばれる知識人層の活躍も大きかった。正史として書かれた『三国志』を『演義』と比較しながら、動乱の時代の史実に迫っていく。
早稲田大学文学学術院教授。1962年、東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了。大東文化大学文学部中国学科教授を経て現職。専攻は中国古代史。文学博士。後漢国家と儒教の関わりや『後漢書』の翻訳などに取り組む一方、「三国志」についての一般向け解説、啓蒙も精力的に行い、映画『レッドクリフ』日本語版監修などを手がける。著書に、『儒教と中国 ──「二千年の正統思想」の起源』(講談社選書メチエ)をはじめ、『三国政権の構造と「名士」』(汲古書院)、『三国志──演義から正史、そして史実へ』(中公新書)、『関羽──神になった「三国志」の英雄』(筑摩選書)、『全譯後漢書』(主編、汲古書院)など多数。