カートに追加されました
「老子」「荘子」をよむ(下)
先人たちによる人間探求、
そして到達した人間哲学に触れる。
「老子」「荘子」をよむ(上)(下)
■年2回(3・9月発売)
最新号のトピック
中国戦国時代の思想家・荘子は、老子と並んで道教の始祖とされる。「無為自然」が思想の中心にあり、さまざまな事象の価値や物事の尺度が相対的なものであり、「無用の用」に示されるように有用性の意味に疑問を呈した。その著書『荘子』は内篇七篇、外篇十五篇、雑篇十一篇の三十三篇からなり、多くの寓話を用いた内容は夢うつつの境地をもたらす。日本にも古くから伝わり、江戸時代の俳人松尾芭蕉の作品にも取り上げられ、戯作者の手になる読本が多く見られる。近年では、司馬遼太郎の小説『胡蝶の夢』の題名が『荘子』の「斉物論」に見られる。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
---|---|---|
ラジオ第2 | 日 | 午前8:30〜午前9:00 |
ラジオ第2 | 日 | 午後6:30〜午後7:00 |