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物語のなかの宗教
物語に託された、生きるための標
宗教は時に物語の形で、人が生きるうえでの大切な何かを伝えてきた。アンデルセン『人魚姫』、遠藤周作『深い河』など、宗教に通じる13の物語からその魅力を味わう。
目次
第一回 心を打つ宗教性 ――物語が伝えようとしていること
第二回 悲しみの彼方 ――アンデルセン 『人魚姫』
第三回 心の重みを知る ――ジョージ・マクドナルド 『軽いお姫さま』
第四回 いのちの交流 ――宮沢賢治 『なめとこ山の熊』
第五回 弱さを認める ――『新約聖書』「放蕩息子の帰還」と 『法華経』「長者窮子のたとえ」
第六回 自由と責任を学ぶ ――キングスレイ 『水の子――陸の子のためのおとぎばなし』
第七回 心の空白に向き合う ――トルストイ 『イワン・イリッチの死』
第八回 罪と悔い改め ――『観無量寿経』 『大般涅槃経』 阿闍世王の物語
第九回 疑いに抗う ――倉田百三 『出家とその弟子』
第十回 悪の自覚とともに生きる ――武田泰淳 『ひかりごけ』
第十一回 去りゆく者の慈しみ ――深沢七郎 『楢山節考』
第十二回 苦の果ての魂の輝き ――石牟礼道子 『苦海浄土――わが水俣病』
第十三回 それぞれの祈りを包むもの ――遠藤周作 『深い河』
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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ラジオ第2 | 日 | 午前6:45〜午前7:25 |
ラジオ第2 | 日 | 午後1:20〜午後2:00 |