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コロナの時代をよむ
感染を避けるために人と人との距離をとることが続くなか、慣れ親しんだ暮らしは変化を強いられた。その中で私たちは、揺れるこころを受け入れながら、ウイルスとどう共存していけばいいのか。コロナ禍に詠まれた「短歌」を入り口に、「つながり」「同調圧力」「独りでいること」「情報社会」「老病死」など、考え方を更新すべきテーマについて対話を深め、私たちがよりよく生きるための方策を提示する。細胞生物学と仏教という異色の知恵が合わさることで、この時代の新しいとらえ方が見えてくる。Eテレ「NHKこころの時代~宗教・人生~コロナの時代を詠む」に追加対談と大幅な加筆を加えて出版化。