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おちょやん Part2
大阪の貧しい家に生まれたヒロイン・竹井千代は、9歳のときに道頓堀の芝居茶屋に奉公に出される。「小さい女中さん」という意味の「おちょやん」と呼ばれながら、笑顔を忘れず懸命に働く千代は、年季明けとなり京都へ向かう。京都でカフェーの女給として働きながら活動写真(映画)の女優を目指す千代。芝居一座での女優修業のあと、晴れて撮影所に入所し女優となったが、恋などしたことがない千代は、恋人役がうまくできない。そこで恋心の勉強をしようと、ある人に恋の相手役のふりをしてくれるよう頼み込む。しかしその人を本当に好きになってしまった千代は、せつない気持ちを演技に込め、女優という人生を歩み始める。中堅の映画女優となった千代だが、突然、社長から喜劇一座への所属を命じられ、また道頓堀へ戻ることに…。「大阪のお母さん」と呼ばれるまでになった昭和の名女優・浪花千栄子の波乱万丈の人生をモデルに、喜劇に関わる人々の泣き笑いのストーリーを紹介。
本誌では、ヒロインを演じる杉咲花の巻頭インタビューをはじめ、ヒロインの相手役となる成田凌と杉咲花の対談、ヒロインの奉公先の女将シズ役の篠原涼子と杉咲花の対談、そして喜劇のアドリブ王を演じる星田英利と成田凌の対談を掲載。また明日海りお、松本妃代など華やかな出演者たちのインタビューのほか、千代をとりまく人々の泣き笑い人生の紹介、トータス松本演じる、朝ドラ史上最もダメな父親とも言われるヒロインの父・テルヲに焦点をあてた「朝ドラの愛すべきダメ親父」特集、「おちょやん」に欠かせない劇中劇の紹介、出演者とスタッフによる「杉咲花ここがすごい!」など、バラエティ豊かな独自企画満載でお届け。「おちょやん」をさらに楽しめるドラマ・ガイド。
■「おちょやん」の主な配役
竹井千代役・杉咲 花
天海一平役・成田 凌
竹井テルヲ役・トータス松本
岡田シズ役・篠原涼子
須賀廼家万太郎役・板尾創路
須賀廼家千之助役・星田英利
山村千鳥役・若村麻由美
高城百合子役・井川 遥
高峰ルリ子役・明日海りお