霞が関ビル超高層への果てなき闘い~地震列島 日本の革命技術 プロジェクトX
地上36階、高さ147M。昭和43年完成の「霞が関ビル」は、日本初の超高層ビルである。それまで建築基準法により、ビルの高さは31Mに制限されていた。建設のリーダー二階は、「新たな発想が必要」と、35歳以下の技術者しか加えなかった。後に“二階学校”と呼ばれる150名のプロジェクトの誕生だった。
地震に強いビルのヒントは、関東大震災でもビクともしなかった寛永寺の五重塔にあった。技術者の奮闘を軸に、日本初の摩天楼が完成するまでの熱いドラマを描く。