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「一九〇五年」の彼ら 「現代」の発端を生きた十二人の文学者
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電子版
NHK出版新書
[著] 関川夏央
配信開始 2013年11月20日
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日本が日露戦争に勝利した1905(明治38)年、「いまにつながる日本が幕を開けた」。漱石や啄木、鴎外や露伴など著名文人12人の「1905年」とその晩年の姿を描くことで、現代的自我の萌芽や拝金主義の発現、海外文化の流入と受容、「表現という生業」の誕生といった現代日本と日本人の祖型、その成熟を探る意欲的な試み。
1949年、新潟県生まれ。作家。上智大学外国語学部中退。84年、『海峡を越えたホームラン』で第7回講談社ノンフィクション賞、98年、『「坊っちゃん」の時代』で第2回手塚治虫文化賞を受賞。2001年には、「人間と時代を捉えた幅広い創作活動」により、第4回司馬遼太郎賞を、02年には『昭和が明るかった頃』で第19回講談社エッセイ賞を受賞。近著に、『子規、最後の八年』、『「解説」する文学』などがある。