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戦争で読み解く日本近現代史

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NHK出版新書 358

やり直し教養講座

戦争で読み解く日本近現代史

[著] 河合敦

発売日 2011年08月10日

新書

品切れ

定価 946円(本体860円)

送料 110円

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商品紹介

大人のための近現代史入門、決定版!

アメリカ、中国、韓国(朝鮮)、イギリス、ロシアの五国との関係に焦点をあて、日清・日露から太平洋戦争まで、外交のひずみがどのような形で戦争を引き起こしたのかを見ていく。外交を動かしたキーパーソンをめぐる生々しいドラマを紹介し、歴史の面白さを強調。近現代史を効率よく習得できるのみならず、竹島問題から北方領土問題までの、問題の淵源もすっきり分かる!

 日本史の中で「近現代」はとりわけ重要。日本の現在のありかたをきちんと捉えるうえでも、近現代史を正確に把握することは必須でしょう。
 しかし近代以降になると、歴史の流れが国際社会と連動するために、複雑さが一気に増します。それがネックになり、近現代史に苦手意識を持っている人は多い。日本史の教科書の通り一遍の記述では、苦手意識の克服は難しいかもしれません。
 複雑な日本近現代史を効率よく学び直すために、この本では、幕末から現代まで、各国との外交のあらましを整理しました。具体的には、アメリカ、中国、韓国(朝鮮)、イギリス、ロシア(ソ連)──この五つの国との関係に焦点をあてて、重要事項に即してそれぞれの国との関係変化を記していきます。
 ポイントは戦争。近現代の対外戦争というと、日清、日露から第1次世界大戦、満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争まで、さまざまなものが思い浮かぶでしょう。日本はなぜ、これらの戦争を引き起こしたのか、あるいはなぜ巻き込まれたのか。なぜ、避けられなかったのか。日本近現代史を読み解くうえで、本書が提示するポイントは、外交のひずみがどのような形で戦争を引き起こしたのかということです。
 ・日本が清国に戦争をしかけた本当の理由とは?
 ・なぜアメリカは日露戦争に協力したのか?
 ・韓国併合のための策略とは?
 ・日英同盟締結に尽力した知られざる外交官とは?
 ・なぜ日本は太平洋戦争に突入したのか?
 ・ロシアとの領土問題はどこでこじれたのか?……
 このようなテーマについて、すっきり明快に解説します。
 さらに、普天間基地問題から竹島問題、北方領土問題まで、現在の外交上の問題の淵源がどこにあるのか、一目瞭然となるでしょう。
 「大人のための近現代史入門」決定版であるとともに、歴史研究家として定評のある著者ならではの、戦争論・外交論でもあります。
(NHK出版・大場旦)

目次

第1章 日米関係(1)――なぜアメリカは日露戦争に協力したのか?
第2章 日米関係(2)――なぜ日本は太平洋戦争に突入したのか?
第3章 日中関係(1)――日本が清国に戦争をしかけた本当の理由とは?
第4章 日中関係(2)――政治家の暗愚で戦争が泥沼化!
第5章 日韓関係――韓国併合はこうしておこなわれた!
第6章 日英関係――同盟締結に尽力した知られざる日本人
第7章 日露関係――領土問題はどこでこじれたのか
終章 なぜ日本は泥沼の戦争に突入したのか

商品情報

発売日
2011年08月10日
価格
定価:946円(本体860円)
判型
新書判
ページ数
304ページ
商品コード
0088358
Cコード
C0221(日本歴史)
ISBN
978-4-14-088358-7