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養老孟司 特別授業『坊っちゃん』

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別冊NHK100分de名著 読書の学校

養老孟司 特別授業『坊っちゃん』

[著] 養老 孟司

発売日 2018年08月25日

単行本

在庫あり

定価 880円(本体800円)

送料 110円

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商品紹介

学校では教えない、生きる上で大切なこと

「本は読まなくてもいい」「効率は求めない」……。生徒との対話は、世間の常識を覆すことから始まった。人間が成熟するとはどういうことなのか? 他人の評価を気にせずに道を切り開く術とは? 漱石と「坊っちゃん」の姿を自身に重ねながら、養老流・人生の極意を伝授!

目次

はじめに──本ばかり読んでも意味がない
第1講 「大人になる」とはどういうことか
 なぜ国民的作品なのか
 私と漱石の出会い
 漱石が現代の日本語を作った
 ペンネームの由来
 作品に残る江戸の空気
 『坊っちゃん』の正義感
 なぜ「あだ名」で描いたのか
 「大人」ってなんだ?
 Column1 漱石と松山
第2講 自分の頭で考えろ
 人はいつ変わるのか
 「自分で考える」ことから始める
 死体を前に問いを立てた日々
 社会的地位か、自分で選んだ道か
 日本社会の特徴
 「大人」ではない大人たち
 世の中とのズレをどうするか
 考えつくして行動せよ
 人に必要な「偏見」
 知ることは自分が変わること
 Column2 漱石と熊本
第3講 先生が教えない大切なこと
 教科書を墨で塗りつぶした
 学びたいことは自分で盗め
 英語は必要な人だけ学べ
 言語の前に文化を学べ
 本ばかり読んでも無駄
 芥川龍之介は?くさい
 本や教科書は絶対か
 本は破いて読む
 生きていける仕事を身につける
 Column3 漱石とロンドン
第4講 寄り道のすすめ
 「自己本位」に生きる
 一〇のうち三か四は休む
 学校は嫌いでもいい
 音と絵と言葉の関係性
 効率化では人は育たない
 坊っちゃんを支える「清」の存在
 「やってみる」と何かが変わる
 人生とはこういうものだ
 特別授業を受けて──生徒たちの感想
夏目漱石略年表

商品情報

発売日
2018年08月25日
価格
定価:880円(本体800円)
判型
A5判
ページ数
136ページ
雑誌コード
6407236
Cコード
C9490(文学総記)
ISBN
978-4-14-407236-9