作家。1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、1991年に作家デビュー。97年『バッテリー』で第37回野間児童文芸賞、99年『バッテリーⅡ』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリーⅠ~Ⅵ』(以上、教育画劇・角川文庫)で第54回小学館児童出版文化賞、11年『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。児童文学からヤングアダルト、恋愛、SF、時代小説……と、ジャンルを超えての執筆活動を旺盛におこなっている。
主な著書に、本書との関わりも深い『NO.6』シリーズ(講談社文庫)、『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ(講談社青い鳥文庫)、『X-01』シリーズ(講談社)、『The MANZAI』シリーズ(ポプラ文庫ピュアフル、角川文庫)、『福音の少年』(角川文庫)、『光と闇の旅人』シリーズ(ポプラ文庫ピュアフル)、『ガールズ・ブルー』シリーズ・『燦』シリーズ(文春文庫)、『弥勒の月』シリーズ(光文社時代小説文庫)、『末ながく、お幸せに』(小学館)、『おいち不思議がたり』シリーズ(PHP文芸文庫)、『ランナー』シリーズ(幻冬舎文庫)、『闇医者おゑん秘録帖』シリーズ(中央公論新社)、『ぼくがきみを殺すまで』(朝日新聞出版)など多数。