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ドイツ文学における哀しみの女たち
ゲーテ『ファウスト』に登場するグレートヒェン、シラーの戯曲『オルレアンの乙女』の気高き聖女ジャンヌ、ヴェデキント『ルル』2部作の“ファム・ファタル(男性を破滅させる運命の女)”ルル……ドイツ文学には、悲恋と哀しき人生を運命づけられた女性が多く現れる。それぞれの作品をていねいに読み解くことを軸に、オペラ化されたり歌曲に引かれたものなども織り交ぜつつ、“悲運の女性たち”の多様な生きざまを通してドイツ文学の奥深さに迫る。
ドイツ文学における悲恋のなかで苦しむ男性たちについて考察した『悲しき恋を味わう』(2016年放送・刊行)と対を成す、ユニークなドイツ文学鑑賞案内。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
---|---|---|
ラジオ第2(本) | 日曜 | 午前6:45~7:25 |
ラジオ第2(再) | 土曜 | 午後6:00~6:40 |
一橋大学大学院社会学研究科特任教授。1957年鳥取県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。ドイツ学術交流会奨学生として西ドイツ(当時)に留学。東京大学助手、高知大学講師を経て現職。専門はドイツ文学。主な著訳書に『ドイツの言語文化――読んで、聴いて、感じて、考える』(放送大学教育振興会)、『NHKこころをよむ 哀しき恋を味わう――ドイツ文学のなかの〈ダメ男〉』(小社刊)、『はじめて学ぶドイツ文学史』(共著、ミネルヴァ書房)、ヴァルター・ベンヤミン『ベンヤミン・コレクション1~7』(共訳、ちくま学芸文庫)、ヴァルター・ベンヤミン『図説 写真小史』(編訳、ちくま学芸文庫)、ハワード・ケイギル他『ベンヤミン』(翻訳、ちくま学芸文庫)など。
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