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古武術に学ぶ体の使い方。
「着物が似合う美しい立ち姿」「バランスのよさ」など、昔から日本人が身につけていた武術や伝統芸能に見られる体の使い方が理にかなっている、と近年、スポーツ選手などに注目されている。それが「体をねじらない」「足をふんばらない」など、古武術の動きを取り入れたトレーニングである。卓球の有名選手なども取り入れるこのトレーニングは、運動が苦手でも力強く柔軟性のある健康な体を手に入れることができる。古武術の教えを応用し、体の軸やバランス、柔軟性の向上、ケガの予防、関節可動域の拡大などのトレーニング法を紹介。また、剣道・柔道・相撲の名人が、それぞれの競技で使う古武術と共通する理にかなった体の使い方を紹介する。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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Eテレ(本) | 月 | 午後9:30~9:55 |
Eテレ(再) | 翌週月 | 午後0:15~0:40 |
武術研究者。1949年東京都生まれ。20代の初めに武の道に入り、1978年松聲館(しょうせいかん)道場を設立。以来、剣術、抜刀術、杖術、槍術、薙刀術、体術などを独自に研究。その技と術理がスポーツや楽器演奏、介護、ロボット工学、教育などの分野からも注目を集めている。著書に『古武術に学ぶ身体操法』(岩波現代文庫)、『古の武術から学ぶ老境の向き合い方』(山と溪谷社)、『上達論』(方条遼雨氏と共著・PHP研究所)など多数。
身体教育家。東京藝術大学非常勤講師。筑波大学大学院で姿勢制御における中枢神経系の研究に従事。体育科学修士。武術研究者・甲野善紀氏の身体操作に触れ、身のこなしや脱力の働きに興味を持つ。2006年、つくば身体操法研究会の世話人を引き継ぎ、現在まで16年間稽古を継続中。文京区いにしえの会定例講師、東京藝大公開講座の講師など、身体の動きに関する講座の講師を多数務める。