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ヴァーツラフ・ハヴェル『力なき者たちの力』 2020年2月
チェコスロヴァキアの民主化運動「ビロード革命」を導き、大統領となったハヴェル。劇作家である彼が弾圧に屈せず真実の生の意義を説いたこのエッセイは、今日でも多くの示唆に富む。全体主義に絡めとられない生き方とは? 多種多様な人々が連帯し立ちあがる時とは? 「今、ここ」で何をすべきか?──壁を突き破る言葉の力を信じ、無血革命を成し遂げたチェコが誇る哲人大統領ハヴェルのメッセージを、日本の現状に重ねて読み解く。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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Eテレ(本) | 月 | 午後10:25~10:50 |
Eテレ(再) | 水 | 午前5:30~5:55 |
Eテレ(再) | 水 | 午後0:00~0:25 |
チェコ文学者、東京大学准教授。1972年東京生まれ。東京外国語大学大学院博士後期課程修了、博士( 文学)。パリ第IV大学(DEA取得)、カレル大学で学ぶ。 現在、東京大学人文社会系研究科准教授。専門は、中東欧文学、比較文学。著書に『イジー・コラーシュの詩学』(成文社)、『複数形のプラハ』(人文書院)、『カレル・タイゲ ポエジーの探求者』(水声社)など。訳書に、ボフミル・フラバル『わたしは英国王に給仕した』(河出書房新社)、同『剃髪式』(松籟社)、パトリク・オウジェドニーク『エウロペアナ』(共訳、白水社、第一回日本翻訳大賞)、デレク・セイヤー『プラハ、二〇世紀の首都』(共訳、同)、カレル・ヤロミール・エルベン『命の水チェコの民話集』( 西村書店)、ヴァーツラフ・ハヴェル『力なき者たちの力』(人文書院)など。