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アイヌが長年謡い継いできた物語を、アイヌ自身がアイヌ語で書いた初めての本。編纂したアイヌの少女・知里幸恵は完成直前に夭逝してしまうが、美しい日本語対訳とともに収録された13編の神謡は、アイヌの豊かな世界観を私たちに伝えてくれる。アイヌはいかに自然と共生してきたのか? 文字を持たない人々の暮らしとは? あらゆる存在に霊魂を見出し、カムイ(神)と支え合って生きていく物語を通して、アイヌの文化やを味わいつくす最良のガイド! 大人気漫画『ゴールデンカムイ』の監修者がやさしく案内する。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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Eテレ(本) | 月曜 | 午後10:25~10:50 |
Eテレ(再) | 水曜 | 午前5:30~5:55 |
Eテレ(再) | 水曜 | 午後1:05~1:30 |
言語学者、千葉大学名誉教授。1955年、神奈川県生まれ。専門はアイヌ語学、アイヌ口承文芸学。東京大学文学部卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程中退。千葉大学文学部で教鞭をとり2021年に退任。1995年、アイヌ語・アイヌ文化の研究により金田一京助博士記念賞を受賞。2014年に連載が開始した野田サトル作の漫画『ゴールデンカムイ』でアイヌ語監修を務める。主な著書に『アイヌ語をフィールドワークする』(大修館書店)、『アイヌ語千歳方言辞典』(草風館)、『改訂版 アイヌの物語世界』(平凡社ライブラリー)、『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』(集英社新書)など。