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「こだまでしょうか」や「私と小鳥と鈴と」などの作品で知られる金子みすゞ。彼女の童謡詩が、発表から100年近く経った今なお大人の心を打つのはなぜか。従来の愛らしいみすゞ像に捉われることなく、大正デモクラシーの時代を力強く生き抜いた女性詩人の作品群を味わう。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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Eテレ(本) | 月曜 | 午後10:25~10:50 |
Eテレ(再) | 水曜 | 午前5:30~5:55 |
Eテレ(再) | 水曜 | 午後0:00~0:25 |
作家、翻訳家。1963年、島根県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。87年、『巨食症の明けない夜明け』で第11回すばる文学賞を受賞。単行本がベストセラーとなり、作家生活に入る。おもな著書に『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社文庫、新田次郎文学賞)、『島燃ゆ 隠岐騒動』(光文社文庫)など、訳書に英文学と聖書からの引用を多数解明した全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)がある。2017年に発表した伝記小説『みすゞと雅輔』(新潮文庫)では、金子みすゞの弟・上山雅輔の日記を丹念に読解し、新たなみすゞ像を描き出した。