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アジア諸国で「諸経の王」として広く信奉されてきた「法華経」。日本でも仏教界は勿論のこと『源氏物語』や松尾芭蕉、宮沢賢治など文学にも影響を与えてきた。サンスクリット原典から日本語訳を果たした著者が、宗教書にとどまらない「思想書」として本書を読み解く。
※2018年4月のアンコール放送です。放送時のテキストがそのままご利用いただけます。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
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Eテレ(本) | 月 | 午後10:25~10:50 |
Eテレ(再) | 水 | 午前5:30~5:55 |
Eテレ(再) | 水 | 午後0:00~0:25 |
仏教思想研究家。1951年長崎県生まれ。九州大学理学部物理学科卒業、同大学院理学研究科修士課程修了。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程中退。1991年から東方学院で中村元に師事し、2002年にお茶の水女子大学で男性として初の博士(人文科学)の学位を取得。NHK文化センター講師なども務める。著書に『ほんとうの法華経』(橋爪大三郎との共著、ちくま新書)など多数。訳書に『梵漢和対照・現代語訳法華経』(上下巻、第62回毎日出版文化賞)、『サンスクリット原典現代語訳法華経』(上下巻)、『梵漢和対照・現代語訳維摩経』(第11回パピルス賞)などがある(いずれも岩波書店刊)。