カートに追加されました
コッローディ『ピノッキオの冒険』 2020年4月
「嘘をつく悪い子がよい子に生まれ変わる物語」というイメージがディズニー映画から定着している『ピノッキオの冒険』。ところが、ピノッキオは愛らしいどころか筋金入りの悪童だった! 単なる児童文学ではなく、大人もうならせる隠された奥深いテーマとは? 豊かなメタファーを含む原作の魅力に迫る!
児童文学の傑作『ピノッキオの冒険』にイタリア文学者、和田忠彦氏が新しい視点から光を当てる。「不条理に直面したときにどうすればよいか」「人は心の闇とどう向き合えばいいか」など、現代に通じるメッセージを読み解く。
チャンネル | 放送日 | 放送時間 |
---|---|---|
Eテレ(本) | 月 | 午後10:25~10:50 |
Eテレ(再) | 水 | 午前5:30~5:55 |
Eテレ(再) | 水 | 午後0:00~0:25 |
イタリア文学研究者。1952年、長野市に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻は、イタリア文学。東京外国語大学名誉教授。著書に『声、意味ではなく』(平凡社、2004)、『ファシズム、そして』(水声社、2008)、『タブッキをめぐる九つの断章』(共和国、2016)、『遠まわりして聴く』(書肆山田、2017)など。ウンベルト・エーコ、イタロ・カルヴィーノ、アントニオ・タブッキをはじめ、イタリア近現代文学の訳書多数。